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「杜若」(かきつばた) の 四方山話



梅雨に入りましたが、池のほとりにはあやめが美しく咲いている風景が見られるようになり、
少し時期を前後してカキツバタも美しくなる時期です。

【何(いず)れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた】

アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくいところから・・どちらも優れていて優劣がつけにくいことの意に使われますが、
お能にも「杜若」(かきつばた)という曲があります。

お能の曲の大半には季節が設定されており、やはりこの時期は「杜若」の上演が多いです。
場所は三河の国(愛知県)八橋。
かきつばたの名所に訪ねてきた僧が花に見とれているとどこからともなく女の人が出てきて声をかけ、
八橋のかきつばたと在原業平の事を伊勢物語の歌を引用して語ります。

「実は自分はかきつばたの花の精だ」と名のり、伊勢物語によまれた冠と装束を付けて、業平が歌舞の菩薩の化身でその和歌の徳により草木も成仏できる喜びを語りながら夜明けと共に姿を消す
    ・・という舞を舞います。

伊勢物語の世界を能にしたもので、かきつばたの精でもあり業平の装束を付けた二重の美しさを見ることが出来ます。

龍野市で 能「清経」-恋之音取- 公演



6月1日に龍野市の「たつのあいあい塾」で企画された公演を観に行きました。

作家の玉岡かおるさん(木曜の関テレ4時50からのアンカーにてゲストコメンテイターとして出演中)が
観に来られていて握手してもらいました。

市民参加のこのようなプログラムが 各都道府県の取り組みとしてされています。
行政はどこも財政難・・
 文化を支える催しが減るのではないか・・と懸念しています。

「葵祭」の四方山話



葵祭が先日京都であり行って参りました。

葵祭にまつわる曲がお能にもあります。「葵上」(あおいのうえと読みます)
「野宮」(ののみや)という、六条の御息所(ろくじょうのみやすどころ)と正妻 葵上との確執を物語った曲です。

実際には舞台には六条御息所の姿だけで葵上は出てきませんが、
みなさんの想像力をいかに引き出すか考え中です。いい案教えてください。

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